今日は、依頼があって引き取った UPS機器のリフレッシュ実験です。

ユタカ電機 UPSmini500 IIB

http://www.yutakadenki.jp/products/103_UPSMINIB.html

311の震災、計画停電時に調達したとのこと。矩形波の常時商用給電方式採用

停電切替時間 10ms以下。完全無停電ではありません。

引き取った時点で動作していませんでした。

急に機器が作動しなくなったということで外してもらって

直結で機器は動作したのでそのまま放置されていました。

メーカの製品ページでは7年バッテリー寿命と広告されていますが

寿命7年の前提は、バッテリー温度20度以下なので

通常の環境では冷蔵庫のような低温のところで

利用しているときだけだと思われます。

UPS動作の発熱があって、気温10度でもバッテリー温度は30度近いからです。

ネジ4本で分解できます。

中を開くと、、、、見慣れたバッテリーが。

APC社 Smart – UPS500 , UPS750 シリーズにも使われている定番のタイプです。

12V 7.2Ah CCA115 くらいの規格です。

これ、バッテリー外して電圧計ると 数ミリボルト 完全に寿命です。

手持ちのKOBEバッテリーをリフレッシュしたものを入れましたら動作しました。

補水しただけで回復する鉛シールバッテリーもあるということです。

当面、調整用で稼動させて見ます。

 

※お約束ですが、機器の分解についてはメーカ推奨ではありません。

保障期間からも外れる行為です。

この記事は実験結果のひとつですのでご了承ください。

 

工房はっとり

ページ上部に